白浜町防災アドバイザーの就任について

更新日:2025年02月21日

白浜町における大規模災害に対する防災・減災体制をより強化、充実させていくために、専門的な知識や経験からの助言をいただくため、拓殖大学地方政治行政研究所特任教授、同研究所附属防災教育研究センター長の濱口 和久(はまぐち かずひさ)氏に白浜町防災アドバイザーとして就任いただきました。

◆委嘱期間 令和7年1月24日~令和9年1月23日

委嘱式

正面左側が濱口氏

「濱口氏からのメッセージ」

白浜町の皆さん、こんにちは。このたび白浜町防災アドバイザーに就任した濱口和久です。

今後30年以内に80パーセントの確率で南海トラフ巨大地震が発生すると言われています。南海トラフ巨大地震は国難級の地震であり、白浜町も甚大な被害が出る可能性があります。南海トラフ巨大地震の発生は防げませんが、事前防災の取り組みを進めることで、被害を小さくすることは可能なはずです。

また、安全・安心は準備に比例します。「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、防災対策の基本は「そのときに何ができるか」ではなく「それまでに何をしておくか」です。これは自助、共助、公助に共通するものです。町民の皆さん一人一人が正しい防災知識を身に付け正しい行動ができる自助の能力を高めることは、白浜町の防災力強化にもつながります。他人事ではなく自分事として災害に備えようとする意識も必要です。

最後に、防災アドバイザーとして、白浜町が防災対策先進自治体として日本全国から注目を集めるような取り組みを提案していきたいと考えています。宜しくお願い申し上げます。