白浜町子ども・子育て支援事業計画

本町では、「子ども・子育て支援法」に基づく「白浜町子ども・子育て支援事業計画」を平成27 年3月に策定し、「地域ぐるみのささえ合い・たすけ合いで子育ての喜びを実感できるまち」を基本理念に、子育て支援施策を総合的に推進してきました。

一方で、子どもとその保護者を取り巻く環境の変化は著しく、晩婚化や晩産化、核家族化の進行や地域のつながりの希薄化などにより、以前より子育て家庭が孤立しやすい環境となっています。また、共働き世帯の増加に伴って、家事・育児といった日常生活を送るために必要なことのほとんどは、夫婦相互の協力なしに進めていくことはできなくなっています。保護者だけで子育てしていくことはますます難しくなっており、社会全体で保護者の負担や孤立感の軽減に努めていくことが求められています。

こうした社会情勢に対し、国は、令和元年10 月から幼児教育・保育の無償化を開始したほか、令和4年までの「子ども家庭総合支援拠点」の設置を全市区町村に対し求めるなど、子どもや子育て家庭を社会全体で支える仕組みづくりを一段と進めようとしています。

こうした状況や前計画の検証を踏まえ、第2期白浜町子ども・子育て支援事業計画では、前計画の基本理念「地域ぐるみのささえ合い・たすけ合いで子育ての喜びを実感できるまち」を継承し、3つの基本目標に沿って、引き続き子育てしやすい白浜町の実現に向けた各施策を展開することとし、次代を担う子どもがいきいきと健やかに育ち、子育て家庭が安心して暮らしていけるまちづくりに向けて、本計画を策定しました。