重複・多剤服薬や頻回受診を見直しましょう
更新日:2024年09月09日
重複服薬とは
同じ時期に複数の医療機関を受診し、同じ効能の薬が重複して処方され、服薬することです。
多剤服薬とは
必要以上に多くの種類の薬が処方され、服薬することです。
頻回受診とは
1ヶ月の間に同じ症状で同じ医療機関を受診する回数が過度に多いことです。
※ただし、医師が必要と認め、指示した場合は除きます。
重複・多剤服薬や頻回受診の問題点
同じような処置や投薬などを繰り返すことで、体への負担や副作用が大きくなり、より症状が悪化してしまう恐れがあります。
また、薬の量が増えることで、医療費が増えることにもつながります。
お薬手帳は一冊にまとめましょう
「お薬手帳」は、自身が使っているお薬の名前・量・日数・使用法などを記録するための手帳です。医療機関や薬局を利用する際には必ず持っていき、医師や薬剤師などに提示してください。
「お薬手帳」は、医療機関や薬局ごとに分けずに一冊にまとめておきましょう。
一冊にまとめることにより、現在服薬中の薬があるか、どんな薬を服薬しているのかを医師や薬剤師等が把握でき、重複投与や多剤投与の防止、副作用の防止につながります。
重複・多剤服薬等指導支援事業
白浜町国民健康保険に加入されている方で、重複・多剤服薬や頻回受診の可能性がある方を対象に、和歌山県国民健康保険団体連合会より適切な医療機関受診をお願いする文書をお送りし、その後相談員(保健師)が訪問や電話により健康状況等をお伺いし、通院や服薬管理等の情報提供・アドバイスなど「健康相談」を実施させていただく場合があります。
白浜町国民健康保険加入者みなさまの健康の保持増進のため、事業の実施にご理解・ご協力をお願いします。