白浜町立白浜第一小学校：学校の概要

更新日：2024年03月14日

学校の概要

   本校は、円月島の西側、瀬戸漁港へは徒歩で5分の所に位置し、周辺には美しい海、小さな山々が点在する自然に恵まれた比較的落ち着いた環境にある。
古くは、奈良時代から皇室・貴族の湯治場としてその名を知られてきたが、現在は、白良浜を中心とした美しい海浜、緑豊かな自然、水族館や南方熊楠記念館、温泉施設、大型レジャー施設等を数多く有し、夏場は特にたくさんの観光客が訪れている。
   明治7年には本覚寺の庫裡を校舎として開校以来、今年度で144年を迎えている。
   昭和42年3月に新築された校舎は老朽化が進んでいたため、平成27年度から校舎新築工事が始まり、平成28年10月に完成し、引っ越し作業を終えた。その後、昭和31年に新築された体育館の耐震工事に取りかかり、平成29年2月に工事を終えた。外構工事等すべてが、平成29年3月に終わり、5月に竣工式を行った。
   かつては、700名以上の児童が在籍していたが、少子化や観光産業の影響等もあり児童数は激減し、平成30年4月現在の児童数は198名である。
   児童は大変明るく、素直である。
   保護者や地域は学校には協力的で、毎年11月に実施している「学校地域交流会」では、地域の大人皆で子どもたちを見守っていこうという熱い思いがひしひしと伝わってくる。
   また、スポーツや体験的な活動を通して、子どもの健全育成を図り、家庭を支援していただく取組もされている。数年前から始まった図書ボランティアの活動も年々広がりが見られるようになった。クラブ活動の指導者も全クラブとも地域の方である。
   このように保護者や地域の方々から、学校の教育活動を側面的に支援いただいていることを実感し、心から感謝している。これからも、地域の学校として、保護者や地域の皆さんと力を合わせて、より良い学校教育活動を推進していくべく取組を進めている。