白浜町清掃センター
更新日:2024年03月15日
事業主体 白浜町
施設名 白浜町清掃センター
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町保呂749番地
敷地面積 8,433平方メートル
建築面積 2,086平方メートル
炉形式 旋回流型流動床焼却炉
処理能力 27.5トン/16時間×2炉、計55トン/日
着工 平成6年1月19日
竣工 平成7年3月31日
焼却施設概要
処理能力
27.5トン/16時間×2炉=55トン/日(一般可燃ごみ、49トン/日・下水汚泥 6トン/日)
ごみピット容量
620立方メートル
炉の形式
准連続燃焼式(旋回流型流動床焼却炉)
焼却条件
- 内温度、焼却炉出口温度800度以上950度以下
- 焼却残渣の熱酌減量、3%以下
流動床焼却炉とは?
焼却炉の中に直径約2ミリメートルの砂を入れ、下から空気を入れて砂を浮かせます。これが流動層の状態です。流動層の状態の砂を550度〜650度に熱し、砂の中にごみを入れて焼却するのが流動床焼却炉です。投入されたごみは、強く旋回運動をする砂に巻き込まれ砂中で燃焼します。
排ガス基準値
項目 | 国基準値 | 白浜町基準値 | 目標値 |
---|---|---|---|
ばいじん(ダスト濃度) | 0.25グラム/N立方メートル以下 酸素=12% |
0.02グラム/N立方メートル以下 | 0.02グラム/N立方メートル以下 |
流黄酸化物(一酸化硫黄 ) | K値17.5以下 | K値3.5以下 | 50パーツ・パー・ミリオン以下 |
窒素酸化物(窒素酸化物) | 250パーツ・パー・ミリオン以下 | 150パーツ・パー・ミリオン以下 | 130パーツ・パー・ミリオン以下 |
塩化水素(塩酸) | 700ミリグラム/N立方メートル以下 酸素=12パーセント |
200パーツ・パー・ミリオン以下 | 120パーツ・パー・ミリオン以下 |
ダイオキシン類 | 10ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下 | 5ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下 | 5ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下 |
ダイオキシン対策(ダイオキシン類発生防止等ガイドラインに準拠)
- 焼却温度を800度以上とする。
- ガス滞留時間を2秒以上保つ。
- 連続測定器の設置。ダスト濃度計、塩化水素濃度計、4分析計(窒素酸化物・一酸化硫黄・
- 一酸化炭素・酸素)
- 電気集塵機ではなく、バグフィルターの設置。
- 集塵機入口温度を200度以下にする(現在180度にて運転)。
騒音基準値(敷地境界において)
- 昼間(午前8時〜午後8時) 65ホーン
- 朝・夕(午前6時〜午前8時・午後8時〜午後10時) 55ホーン
- 夜間(午後10時〜午前6時) 45ホーン
おもな設備の概要
受入供給設備
ごみ計量機1基、 ごみ投入扉2基、 ダンピングボックス1基、 ごみクレーン(バケット予備)1基
燃焼設備
給じん装置2基、旋回流型流動床焼却炉2基
燃焼ガス冷却設備
水噴射ガス冷却室2基
排ガス処理設備
バグフィルタ2基、塩化水素除去設備2基
給排水設備
1式
排水処理設備
1式
余熱利用設備
湯設備1式、空調設備(暖房)1式
通風設備
一次押込送風機6基、二次押込送風機2基、排ガス冷却器2基、誘引送風機2基、煙突(角型意匠)59メートル 1式
灰出し設備
不燃物排出装置2基、不燃物移送コンペヤ1基、磁選機1基、不燃物鉄分バンカ(鉄分、不燃物中仕切付)1基
灰ホッパ
灰コンベア3基、灰固化装置1式
電気・計装制御装置
中央制御室集中管理方式1式