飛沫防止用のシートに係る火災予防上の留意事項について
更新日:2024年03月16日
飛沫防止用シートへの防火対策をお願いします
新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策の観点から、レジカウンター等への飛沫防止用のシートの設置が増えてきています。
しかし、シートの材質によっては着火・燃焼しやすいものがあり、実際に飛沫防止のために設置したシートに着火した火災事例も発生しています。
飛沫防止用のシートを設置される場合は、次の事項について留意いただきますようお願いいたします。
- コンロなどの火気使用設備又は器具、白熱電球などの熱源となるものの近くには原則として設置しない。ただし、これらの近くに設置することが感染予防対策上必要な場合は、難燃性、不燃性、防炎製品などの燃えにくい素材を使用すること。
- 同一の素材であれば、薄いフィルム状のものに比べて厚みのある板状のものの方が防火上望ましいこと。
- スプリンクラー設備の散水障害や自動火災報知設備の感知器の未警戒が生じないようにすること。
- 避難の支障とならないよう設置すること。
※難燃性、不燃性、防炎製品などの情報は、製造者等の製品仕様にて確認できます。また、日本防炎協会が定める防炎性能基準に適合する防炎製品には次のような防炎製品ラベルが貼付されています。